フレッシュウォーターには100年以上にわたる豊かなビーチ文化がある。

1914年12月、スプリント・スイミングの世界チャンピオン、デューク・カハナモクがオーストラリアを訪れていた。彼はシドニーの会社から材木を選び、生まれ故郷のハワイで使われているものをモデルにしたボードを作り、12月24日（木）にフレッシュウォーター・ビーチで行われたプレス向けのデモンストレーションで、オーストラリアにサーフボードを紹介した。このハワイアン・スタイルのサーフィン・テクニックを使って、オーストラリアの海でブレイクを越えたクリーンな波でサーフィンをしたのは、記録に残る初めてのことだった。

あまりに人気があったため、1915年1月の日曜日に突発的に2度目のデモンストレーションが行われた。デュークは、地元の少女イザベル・リーサムをボードに乗せて波乗りを披露したのだ。イザベルはその後、オーストラリアのサーフィンのパイオニアとなった。ボードは1952年以来、フレッシュウォーター・サーフライフセービング・クラブに展示されている。現在、フレッシュウォーターの岬にはデューク・パオア・カハナモクの銅像がある。この銅像はアーティストのバリー・ドノフー（Barry Donohoo）が彫刻したもので、彼の生前最後の作品のひとつである。

私たちと一緒に散策すれば、象徴的な歴史的建造物や郊外のサーフィンの歴史、その他の興味深い歴史的事実をご案内します。